えいろぐ。

大学生の日常の記録 乗り物と写真に旅行ときどきPerfumeな人。

お久しぶりの...

前回の更新から2年ほど経ってしまった...

 

気が付いたら前回の更新から2年が過ぎ、僕は就活を終え、残すは取り損ねた単位を回収し卒論を執筆するだけの大学4年生になっていた。

大学生活で残っている主なイベントは卒業式くらいだろうか...

2年という月日は長いようで短く、大きな変化もいくつか。

 

何回か遠征に出かけて、撮影した写真をInstagramに投稿したりもしたけど、旅行記も残したいなという気持ちが強くなり、ブログを再開するに至りました。

 

そんなわけで、またゆる〜く更新を始めようかと思うので、またくだらない日記を残すのでお付き合いいただければ幸いです。

 

 

B6と長崎

 

オンラインでの授業の関係でしばらくの間故郷で過ごしてきたが、そろそろ東京へと戻ることに。

 

せっかくならばと長崎にB767アサインされた便で帰ってやろうとNH664の客になった。

 

スポット5をプッシュバック後、機体は順調にタキシングする。

 

しばらく誘導路を進み、そろそろコックピットではパイロットが管制塔から離陸の許可をもらっている頃だろうか。

 

機体はRWY32からテイクオフ

B6の優秀な上昇性能で長崎空港の鐘はあっという間に眼下へ

 

CF6エンジンの咆哮、機体の急激な加速。体を揺さぶる振動、流れゆく景色、体に掛かるG、地面からフッと浮いた瞬間に収まる振動、翼のしなり、雲を突き抜けた時のあの快感。

その全てが最高だ。

やっぱり飛行機は最高にカッコいい。

 

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機体は離陸後すぐにライトターンして上空から大村の街を一望する。

『嗚呼、なんと美しい街なんだろう。』

CF6の快音をBGMにそう心の底から思った。

 

写真を見ると九州新幹線西九州ルートの建設が進んでいることがよくわかる。

 

あっという間に長崎の景色は雲の下。

機体は進路を北東に取り、東京・羽田へひとっ飛び

 

1時間40分の空の旅を終え、僕は東京に帰ってきた。

 

夜の砕氷艦しらせ

かつて旧海軍の四軍港の一つとして鎮守府が置かれ、現代でも自衛隊在日米軍の基地としてその伝統を受け継ぐ軍港の街 佐世保

そんな歴史ある佐世保の港にはひときわ目立つ船が停泊していた。

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砕氷艦「しらせ」にはそのオレンジの塗装からかどこか不思議な存在感が漂う。

 

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佐世保の岸壁でしらせをしばし観察...。

この丸みを帯びた船首が固くて分厚い南極の氷を砕きながら進むのかとロマンを感じていた。

 

氷に接触する部分の外板が強度を上げるため?に分厚くなっていて上下に段差が付いているのだが、それが戦艦の装甲帯のようで大変よろしい...

 

時間も迫っていたのであまりロケハンはせず数枚撮影してそのまま撤収。

 後から気づいてSasebo International Terminal と煌々と輝く看板とともに写真に収めればよかったと帰り道に悔しい思いをしながらハンドルを握った。

 

そろそろ横須賀から南極へ向けて出港の頃かな

南極までご安航をお祈りいたします。

朝露写真の反省会

ここ数日夏の空気から秋の空気になった。

この日の狙いは朝露。

朝露の玉ボケと鉄道を撮ろうと前々からチャンスを窺っていた。

 

昨夜からの気温差が小さかった為かあまり朝露はなかった。

思ったより玉ボケしなかった

少ない朝露をボケさせるためにF値開放にするとボケすぎて背景があまりよくわからなくなってしまった。

しかも設定も限界で白飛びもする。

アングルがイマイチなのかロケハン不足なのか、レンズの限界なのか。

 

そんな感じで試行錯誤していた頃お目当てのものが通過した。

結局思ったような写真は残せなかった。

 

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こんな感じで反省点は多々あるが、PCで編集している時に大画面で見てみると意外と悪くないかもしれないと感じた。

 

不思議なもんだ...まぁ100点満点の満足はしていないが...

自宅で長崎気分?  鉄コレ長崎電気軌道1500形

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ででんっ!やってしまいました。
ついつい買ってしまいました...。

最近財布の紐が緩々なので反省しなければなりません。

 

野暮用を済ませ長崎市内をドライブしていると、ふと思い立って浦上車庫を見てみることに。

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長崎電気軌道株式会社と旧字体で右から左に書いてあるところに歴史を感じますね

今思うとこれが良くなかった笑

長崎電気軌道の事務所に1500形のNゲージが売ってあったんです。

それで、ついつい買ってしまいました...

 

長崎電気軌道で活躍している1500形は1993年から1997年にかけて全7両が製造されました。

アルナ工機で製造した新造車体と西鉄北九州線600形の廃車発生品の台車や電装品を再利用した車両で、見た目は新しいのに「ぶぅ〜ん」となかなか渋い音を出して走ります。

全車が全面広告の対象である為、いろんなカラーの1500形が走り長崎の街を彩っています。

 

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 慌ててカメラを取り出したのでこんなゴミ写真しか残せませんでした。

 

個人的には長崎電気軌道の車両だと200形なんかが好きですが、今回はロクな写真が残せなかった為掲載はしません。

またの機会にしっかりと撮影したいものです。

 

さて、車両の紹介はこの辺りにしておいて、今回の戦利品を見てみることにしましょう。

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1501号車

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1505号車

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1505号車は「長崎」のスキを発信して盛り上げていく「長崎○○LOVERSプロジェクト」の広告車両となった路面電車で、日々魅力あふれる長崎を宣伝しています。

 

 

「鉄コレの車両なので塗装とかどうなの?」と少々心配でしたが、予想と反して車体の塗装も標記類も美しく再現してありました。

パンタグラフがプラスチック製なのでTOMIXパンタグラフに交換や墨入れ、台車の交換や可能であれば車内灯やヘッドライト・テールライトの点灯化等のディテールアップ工事を行いたい欲が出てきました。

省略されているミラーなんかも付けたいですが、欲張りすぎでしょうか...

 

それにしてもKATOのユニトラム導入の良い言い訳が出来てしまい、ユニトラムにTOMIXのTNOSの技術の技術を応用したら面白そうだなと早くも欲が出て来てしまいました。

 

この製品、てっきり浦上車庫でしか買えないものだと思ってましたが、普通にどこでも買えるんですね...

ちょっとショックでしたが在庫の残りも少なく、調べた限りでは最安値で買えたようなのでまぁ良しとしましょう笑

 

財布の紐が緩々になっていることは猛省しなければならないのですが、東京で生活している時にふと故郷が恋しく感じた際にこの模型を眺めると、少し寂しさを紛らわすことができそうな気がします。

結果的にお家で気軽に長崎を感じられる、良い買い物ができました。

 

 

 




 

 

ある夏の思い出 夜汽車に乗って。

台風10号が接近していますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

甚大な被害が発生しないことを祈るばかりです。

 

さて、結局今年は旅行に行けずに夏が終わりそう...

今宵は過去の旅行を振り返り思い出に浸ることにしましょう。

 

ちょうど去年の今頃、友人に誘われ貧乏旅行の代名詞「ムーンライトながら号」に乗車していました。

 

残念ながら今年の夏の臨時列車にムーンライトながらの設定はなく、昨年に無理をしてでも乗って正解でした。

 

国鉄型らしいブロワー音を轟かせ東京駅の10番線に滑り込んできたのは185系

東京駅を出発して車窓から流れる夜景を眺めていると鉄道唱歌が流れ、往年のブルートレインの停車駅で聞いたことがあるアナウンス。

知らない駅の誰もいないホームの明かりを眺めながら「ああ、ブルートレインの車窓ってこんな感じだったのか」としばし感動。

 

しばらく列車は快調に東海道本線をひた走ります。

 

にしても寝れん。全っ然寝れんのですわ笑

窓が開く国鉄車だから列車とすれ違うと窓が風圧でガンってなるんです。

いや〜意外と深夜に貨物列車って走ってるんですね!

あ、あと盗難防止のために車内灯が夜通し消えないところも眠れない原因の一つかな〜

 

さらに列車はひた走り、関東では見かけないJR東海の車両が駅に止まってて遠くまで来たことを実感します。

 

そうこうしているうちに列車はしばらく停車する浜松駅に到着。

終電が過ぎた後の静かなホームでしばし休憩。

乗客の皆さんはそれぞれホームでストレッチをするなりウォーキングをするなり思い思いの形で体をほぐしていました。

 

あぁ、これも夜行列車ならではの風景とまたもや感動‼︎

 

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その後も列車は寝静まった東海道本線を颯爽と疾走し続けます。

 

しばらくして、少し東の空が明るくなり始めた頃ちょいちょい駅に停車する回数が増えました。

 

 そして、どうにかこうにか眠りに就こうとするも結局眠られず、車窓から朝日を拝んで終点大垣へ。

こうして、憧れの夜汽車の旅を終えました。

 

なかなか眠れず、尻も痛かった。

 

今回乗車した185系は今年の冬には引退が進む予定で、夏にムーンライトながらの運用が無かったということはおそらくもうムーンライトながら185系で運用することはないのではないかと思われるので、体力的にかなりしんどい旅ではありましたがやはり青春18きっぷを代表する名列車に乗って良かったと思い出に残る旅でありました。

 

速さを求める時代でこのような夜行列車というものはめっきり姿を消してしまいましたが、こうしたゆったりと時間をかけて各地を巡る味のある旅は時間はあるけど金はない大学生のうちに一度は経験しておくと今後いい思い出になることは間違い無いでしょう。

 

ただ、次に旅をするときはサンライズ瀬戸・出雲のようなちゃんとした?(設備が整った)寝台特急か飛行機で旅をしたいですな...